→ スタイルシート
CSSを使う利点には次のようなものがあります。
利点ずくしのCSSであるが、現時点では次のような問題点があり、慣れるまでは努力と時間が必要です。
ブラウザのもつバグや特有の解釈を利用して、特定のブラウザのトラブルを回避するための対応策
html文法に準拠した記述をおこなうのは基本中の基本である。html文法に準拠した記述であるかどうかは、「Another HTML-lint gateway」などのチェッカーでチェックすることができる。(注7:Another HTML-lint gateway)
XHTMLの最適化のためにはdiv要素やspan要素をなるべく少なくします。
JavaScriptで前のページに戻る設定にしている場合がある。しかし検索エンジンから入った場合、[戻る]ボタンを押すと検索結果のページに戻ってしまう。JavaScriptでは戻る機能は使用しない。
JIS X 8341-3(ウェブJIS)の正式名称は「高齢者・障害者等配慮設計指針 − 情報通信における機器・ソフトウェア・サービス − 第3部:ウェブコンテンツ」です。2004年6月20日に制定されました。
この「高齢者・障害者等配慮設計指針」は次からなります。
高齢者や障害者(一時的障害含む)の方々などの情報弱者に、見やすく、アクセスしやすいウェブ制作するための指針です。
英文名称: Guidelines for older persons and persons with disabilities -- information and communications equipment, sofrware and services -- Part3:Web Content
この規格は,主に高齢者,障害のある人及び一時的な障害のある人が,ウェブコンテンツを利用するときの情報アクセシビリティを確保し,向上させるために,ウェブコンテンツの企画,開発,制作,保守及び運用をするときに配慮すべき事項について標準化を行い,生産及び使用方法の品質の向上を図るための制定するものである。 主な規定項目は,次のとおりである。 1.適用範囲,2.引用規格,3.定義,4.一般的原則,5.開発・制作に関する個別要件,6.情報アクセシビリティの確保・向上に関する全般的要件
PDFファイルには代替html版を提供する。 PDF(Portable Document Format)は音声ブラウザでは、順番が不同であったり、制限がかけられていたり、テキストが画像であったりするため読めないケースが多い。次の点に注意する。
なお欧文のPDFファイルがウェブ上にある場合、Adobeサイトで即座にHTMLに変換でき、また電子メールでも変換されて返信されるサービスがある。
PDFは次の理由で電子文書のデファクトフォーマットになりつつある。
検索エンジン最適化 Search Engine Optimization 「アクセスアップ術」
【5-5-b 必須】ウェブコンテンツの内容を理解、操作するのに必要な情報は、形または位置だけに依存してはならない。
イメージマップはクライアントサイドにする。
イメージマップはクリッカブルマップともよばれ、都道府県地図のように画像の複数の箇所にリンクを設定したものである。サーバーサイドではなくクライアントサイドとする。
画像全体に代替情報を示すと共に、ホットスポット(リンク領域)にもalt属性を指定する。さらに地図の脇に別途ハイパリンクテキストを設ける。
便利ではあるが次のような欠点がある。
【5-2-b 必須/推奨】表示スタイルは、文書の構造と分離して、書体、サイズ、色、行間、背景色などをスタイルシートを用いて記述する。
【5-5-a】ウェブコンテンツの内容を理解、操作するのに必要な情報は、色だけに依存して提供してはならない。 視覚障害者は認識できない。 円グラフの内容は理解できるよう引き出し線を付け、領域の違いを表す。
→ フォント
ページの横幅はリキッドレイアウトで指定にする。こうすれば、印刷したときに行がA4紙におさまる。[Internet Explorer]―[ファイルメニュー]―[印刷プレビュー]で確認することができる。
→ スタイルシート
ウェブ標準とは正しいマークアップのこと
検索エンジン対策上も有利である
ひとつの情報がさまざま なフォーマットにスムースに活用できる
総合的で長期的なビジネスメリットがある
アクセスできないユーザーがいるということは、企業にとって 販売機会やブランディングなどのビジネスチャンスを逃すこと
【5-7-a 必須/推奨】自動的に音を再生しない。 bgsound要素を使って音を再生すると、利用者は音が再生されていることもわからない。 音の再生を事前に知らせる。音の再生操作のためのボタンを設け、利用者が選択できるようにする。
【5-7-b】音は、利用者が出力を制御できるようにする。
【5-4-c 必須】 音声情報には、聴覚を用いなくても理解できるテキストなどの代替情報を提供する。 警告音などの場合、警告をあらわす「ピンポン!」などのテキスト情報を併用する。
音声情報にはテキスト情報も添える。
音声データの内容を、テキストで記述、要約する。聴覚障害者、音の聞こえない環境のユーザーまたはスピーカーのないユーザーは、音声だけで提供された情報を把握できない。警告音の場合、警告をあらわすテキスト情報をあわせて表示する。
重要な音声情報には視覚情報も添える。
音で情報を提示するときは、HTMLファイル内に同等の内容を表示する。ダイアログボックスのメッセージは読みあげやキーボード操作を可能にすることが望ましい。
音声情報が含まれるページでは、自動的に音が再生されないようにする。聴覚障害者は、音の再生を認識できない。音をださないでページを参照しているユーザーもいる。とくにトップページのBGMは使用しない。下位ページにその旨明記して流すのは許される。<bgsound>要素は使用しない。<embed>要素は、使用しないことが望ましい。音声ブラウザでは再生音と、音声ブラウザ音がまざってしまうからである。
音声の重要情報には、再生、停止、早送り、巻き戻しなどの調整をユーザー側に提供する。ただバナー広告や、ワンポイント的なGIFアニメーションには不要である。
→言語
【5-5-c 推奨】画像などの背景色と前景色とには、十分なコントラストをとり、識別しやすい配色にする。 写真の上に文字を配置するときは背景が単色のところに配置する。または背景色に対してコントラストのある文字色を用いる。 背景画像を使うときは、テキストの範囲の背景を単色にする。 文字に縁取り線を入れることで視認性が確保できる場合もある。 画面を反転表示させても、画像が見やすく表示されることを確認する。特に透過画像には注意が必要である。
→ ビジュアル
画像サイズは50キロ以下を目安とする。
重い画像を複数用いる場合は、縦のいくつかの表にばらばらに入れる。こうすると、最初の画像は速く表示される。重い画像はあらかじめ、【サイズ:210キロ】などと表示しておく。
ウェブページで画像を縮小表示してもファイルサイズは縮小されない。アルバムのように写真を一覧表示する場合には、サムネイルが有効である。サムネイルのリンク先はHTMLファイルにする。リンク先が画像では代替テキストをつけることができない。
弱視者など画面を白黒反転させて表示している者には、画像内の文字や絵を把握することができない場合がある。画像文字の周囲は、透過色にせず、文字が見やすい背景色を使用する。背景色に透過色を指定する場合は、文字情報を縁取るなどする。
画像文字は見やすくする。
無意味に文字を画像にすることは避け、スタイルシートで表現するようにする。画像文字は、ブラウザでサイズや色のコントラストを変更できず、コピーもできない。画像表示オフでは、何の情報も得られない。
やむを得ず、画像文字を使用するときは、文字のサイズは、13ピクセル以上とする。文字の斜体などの装飾は少なくする。文字の背景に画像や写真などを使用する時は、文字のまわりを縁取るなどし、文字を見やすくする。
【5-5-b 必須】ウェブコンテンツの内容を理解、操作するのに必要な情報は、形または位置だけに依存してはならない。
空要素でも「br /」(ビー、アール、スペース、スラッシュ)というふうにタグを「/」でマークアップする。おもな空要素には次のようなものがある。
br, col, hr, img, input, link, meta, param
【5-3-a 必須】ウェブコンテンツは、キーボードによってすべての操作が可能なようにする。
視覚障害者や上肢障害者などはキーボードだけを使う場合が多いので、キーボードだけですべての操作ができるようにする。次のようなキーボード操作を可能にしておく。
一般にキーボードで操作できるページは音声ブラウザでも正しく読みあげられる。
:ページソースの<head>区間にキーワード(keywords)を入れておく。キーワードは下のように半角カンマで区切る。
<meta name="keywords" content="図解術,辞事典,東南アジア,ウェブアクセシビリティ"/>
記号、省略表記は読みあげに配慮する。
注釈記号に「*」「※」などは用いない。音声ブラウザでは意味不明となりがちなので「注1」などと記述する。絵文字(ASCIIアート)は文字や画像に置き換える。「○」「×」は「○(まる)」「×(ばつ)」のように記述する。あるいは、画像としalt属性で「まる」「ばつ」を指定する。
リンク部分を指定する書式
要素の状態別に独自の色などのスタイルを指定することができます。
link visited hover active
「@、T、b、q、~」などの機種依存文字は使用しない。マッキントッシュでは、「@」は「(日)」に、「T」は「(特)」に変換されてしまう。別の文字に置き換えて表示するか、画像で表示する。半角カタカナは使用しない。「公務員U種」などの機種依存文字の使用は官庁に多く見られる。
ブラウザの基本的な機能やGUIコントロールは変更しない。基礎的な操作をマウスなどでおこなうGUI(Graphical User Interface)は、基本機能を常用しているユーザーが混乱する場合があるので変更しない。
【5-2-b 必須/推奨】表示スタイルは、文書の構造と分離して、書体、サイズ、色、行間、背景色などをスタイルシートを用いて記述する。
行間は相対指定にする。
フォント(書体)関連の指定はCSSなどのスタイルシートで下の要領でおこなう。スタイルシートではフォントへの対応状況が安定している。こうすると効率的でメンテも楽である。ユーザースタイルシートでフォントを変更できる。
文章量が多い場合には行間を変えるだけで、可読性を高めることができます。125%、150%、場合によっては200%にします。標準(デフォルト)は「line-height: 100%」です。
クローキング (ロボットをだまして、ユーザーとは別のページに誘導)
<meta name="robots" content="noindex, nofollow" />
ページ数が多い場合にはトップページに検索ページへのリンクではなく、検索ボックスをおく。ボックスは全角10字以上入力できるサイズにする。サイト内検索機能があれば、音声ブラウザ利用者は、音声読みあげにかかる時間を短縮し、必要な情報にすばやくアクセスできる可能性が高い。
検索には、検索ボックスの他にメニュー、パンくずリスト、サイトマップ、リンク集が利用される。
【5-9-a 必須】言語が指定できるときは、言語コードを記述する。 音声ブラウザは、使用言語が適切に明示されていないと、正しく表示できないことがある。 lang属性で第一言語"ja"を指定し、文字コードをMETA要素によって指定する。 文書中で異なる言語を使用するページを作成するとき、P要素、q要素、span要素などのlang属性で明示する。
【5-9-b 必須/推奨】利用者が理解しづらい外国語は用いない。使用するときは解説する。 "Top page"は、"トップページへ"のように日本語で表現する。 title要素に"About us" "Contact" "Submit"などの英単語を使用せず、"お問い合わせ"などと記載する。
【5-9-c】省略語、専門用語、流行語、俗語など理解しにくいと考えられる用語は多用しない。 略語をはじめて記載するとき、正式名称をカッコで付け加える。 WHO(世界保険機構)。
【5-9-d 必須/推奨】固有名詞などの読みのむずかしいことばは多用しないことば望ましい。
【5-9-e 必須】単語の途中にスペース、改行を入れない。
使用言語が日本語(ja)の場合には、下線部のように記述する。
<html lang=”ja”>
<meta http-equiv="content-type" content="text/html;
charset=Shift_JIS">
charset属性(文字符号化方式)には、Shift_JISの他にiso-2022-jpなどがある。
ページ内で他の言語を使用する場合には、<span lang="en">、<p lang="en">、<q
lang="en">、<div lang="en">などと指定することが望ましい。こうすると音声ブラウザでは、指定言語に従った発音をする。
とくに自治体のサイトは、高齢者、初心者、外国人などのさまざまなユーザーが利用するので、使用言語には細心の注意が必要である。
必要な場合には、日本語以外の言語のページも用意し、基本情報やその他の情報を提供する。
@@
ページのURLを変えると、ユーザーはリンクを貼っておいたりブックマークに登録しておいたページが削除されていると、目的のページにアクセスできない。ページはできるだけ移動、削除、リネームしない。
移動、削除した場合は、「このページは下に移りました」「このページの最新情報は○○をごらんください」などと補足情報を入れておく。
更新日の記載で情報の鮮度を明示することができ、また誤解を防ぐことができる。制作者側の備忘録にもなる。日付は「2006年10月17日」などと「年月日」入りで記述する。
【5-3-i 必須】 利用者があやまった動作をした時でも、元の状態に戻す手段を提供する。
XHTML、<!- あいうえお ->
CSS、「/* あいうえお */」
【5-2-b 必須/推奨】表示スタイルは、文書の構造と分離して、書体、サイズ、色、行間、背景色などをスタイルシートを用いて記述する。
コンテンツの多いサイトの場合、トップページなどにサイトマップへのリンクを設ける。 サイトの分類項目としては、50音別、地域別、用途別、商品名別、年代別、ターゲット別などがある。サイトマップはすばやく検索するためのものだから、画像は多用しない。ページ数の少ないサイトの場合は、サイトマップの代わりにページ共通のメニューバーを設けるのも一法である。
視覚表現に関する要素は使わない。XHTML 2.0草案(2005年)では、下の要素、属性はすべて廃止されています。
ページが自動的に更新されると、音声ブラウザ読みあげ時などには、再度最初から読まなければならなくなることがある。また更新を認識できないことがある。
やむをえず更新する場合は、あらかじめ「このページは10分ごとに最新情報を更新します」などとそのことを告知しておく。ただし、URL変更の場合のリダイレクト(ページ転送)のためだけに用意されたページからの自動移動は許される。この場合には、自動移動未対応ブラウザに配慮して異動先URLを記載しておく。
機種依存文字を使うとマッキントッシュなどの他の機種では、文字化けになってしまいます。以下は使用禁止文字です。
半角カタカナ。
T、Uなどのローマ数字。
@、Aなどのマルつき数字。
`、qなどの単位文字。
【5-2-b 必須/推奨】表示スタイルは、文書の構造と分離して、書体、サイズ、色、行間、背景色などをスタイルシートを用いて記述する。
数字は、ローマ字とともにすべて半角文字で表記する。(このやり方をはやくデファクトにしたいものです。)
【5-3-h 推奨】 共通に使われるナビゲーションなどのためのハイパリンクおよびメニューは、読み飛ばせるようにする。 ナビゲーションバーのようにページ上部にあるものは、スキップできる仕組みを設ける。 「本文へ」などのページ内ハイパリンクを設けスキップできるようにする。
【5-2-b 必須/推奨】表示スタイルは、文書の構造と分離して、書体、サイズ、色、行間、背景色などをスタイルシートを用いて記述する。
スタイルシートを用いて構造(中身、HTML)と表現(見栄え、CSS)を分離する。誤解しやすいが、見出しや箇条書きは構造に属する。CSS(CSS:CascadingStyleSheet)は新聞で言えば「割り付け」、家でいえば「間取り」となる。書体、フォントサイズ、色、行間、背景色などはCSSに属する。HTMLとCSSを分離すると、次のようなメリットがある。
構造のための要素や属性と、表現のための要素や属性が分離されていない場合、自作スタイルシート利用者には、スタイルシートが正しく適用されない。
とくにマークアップ言語を次のような構造のために用いないようにする。
スタイルシートには3通りの適用の方法がある。
もともとHTMLはテキスト表現のために考案されたもので、見栄えを定義する機能はなかった。今後はXHTML+CSSがウェブサイト制作の主流になっていく。
また、一般のブラウザや音声ブラウザの中には、スタイルシート未対応なものがあり、スタイルシートで、表示順序を指定しても、音声ブラウザで反映されないことがある。スタイルシートの指定を無効にしても、内容が充分に把握できるようにする。positionやfloatなどはとくに注意する。
ステータスバーには次の理由で制作者側の作成した情報を表示しない。
スプラッシュページは、訪問者にとっては余計なステップなので避ける。スプラッシュページとは、Flashなどアニメーションだけが表示されるトップページのことで、実質的なトップページはこの次のページとなる。訪問のたびに飾りページをみせられるとビジターはうんざりする。スプラッシュページ以外でも、アイキャッチ重視の単なる装飾目的のコンテンツを好まないユーザーは多い。とくに行政サイドにおいては、平凡でも使い勝手のよいサイトを心がけるべきである。
【6-1 】制作時の設計仕様およびその後の変更履歴を文書化する。
:取消線などの装飾文字にはテキスト情報を付記する。
文字の装飾を使用している場合、音声ブラウザは装飾の有無を読みあげない。<s>要素、<strike>要素、<del>要素、text-decoration: line-throughなどの文字装飾を使用する場合、その意味をテキストでも併記する。取り消しを示す<s>要素、<strike>要素は、使用しない。
【 5-4-a 必須】画像には代替情報を設定する。 alt属性をつける。 画像の内容をあらわすテキスト情報を画像の近くに表示する。 画像のそばにテキスト情報がある時、代替テキストは空が好ましい場合もある。 空にした場合、空を指定する。 <img src="(ソース名)" alt="">。
【5-4-b 必須】ハイパリンク画像には、リンク先の内容が予測できるテキストなどの代替情報を提供する。∵音声ブラウザ利用者は代替情報がないとリンク先を識別、理解することができない。
【5-4-c 必須】音声情報には、聴覚を用いなくても理解できるテキストなどの代替情報を提供する。 警告音などの場合、警告をあらわす「ピンポン!」などのテキスト情報を併用する。
【5-4-d 必須/推奨】 動画など時間によって変化する非テキスト情報には、字幕、状況説明などの手段によって同期した代替情報を提供する。同期して代替情報が提供できない場合には、内容についての説明を提供する。 SMILなどで字幕をつける。 副音声で状況説明をする。
【5-4-e 必須/推奨】 アクセス可能でないオブジェクト、プログラムなどにはテキストなどの代替情報を提供する。アクセス可能であっても、内容を説明するテキストなどを提供することが望ましい。 特定のプラグインを用いる場合、プラグイン最新版へのリンクを提供する。 メニューなどの重要な情報を、アクセス可能でないオブジェクトを用いて提供する場合は、代替テキストリンクを用意する。
視覚障害者は、画像の代替情報(alt属性)がない場合、画像の内容を把握することができない。音声ブラウザは、画像(<img>要素)の代わりに、alt属性の内容を読みあげるので、画像にはalt属性で画像の内容を記述する。alt=”image13”といった意味不明の代替テキストは不適切である。検索エンジンではページインデックスを表示するとき、代替テキスト、画像キャプション、隣接のテキストを利用するので、代替テキストは重要である。画像には<img>要素、<area>要素、type="button"である<input>要素がある。
内容理解に関係のない箇条書きのポインタなどの装飾画像や、テキストが併記されているボタン画像には、alt=""と空文字をいれる。重要でない画像の説明をわずらわしいと感じる者もいる。
画像の代替情報にはalt属性、画像近くのテキスト情報、<img>要素の<longdesc>属性の3種ある。longdesc属性をサポートする音声ブラウザは、指定された画像URLの説明文書を「イメージの説明」という文字列から読みあげる。
【5-2-e 必須】ページタイトルは内容を識別できる名称をつける。 音声ブラウザでは、最初にページのタイトルを読みあげるのでタイトル情報は重要である。 タイトル要素に何も入っていないと、アドレスが表示され、何のページが理解できない。
データのダウンロードを指示する場合は、「○○製品カタログ(zip形式: 250KB)」などとファイル形式やファイルサイズを明記する。ファイル形式やファイルサイズの明示がないと、ユーザーはデータが自分のインターネット環境に応じたものかどうか判断できない。また所要時間の予測もつかない。ファイルサイズは100キロ以下なら明記しなくてもよい。
アプレットやプラグインが必要なページでは入手方法を明記する。ダウンロードページへのロゴは広告と間違えられやすく、またクリックできることに気付かない場合があるので、テキストでの説明文をそえる。アプレットやプラグインのダウンロードにはひとつ前のバージョンを推薦する方が無難である。
テーブルを利用せずにCSSレイアウトを活用すること
音声ブラウザは、単語内にスペースや改行が入っていると、意図どおり読みあげない。「日 本」は「ひ ほん」と誤読されるおそれがある。行政サイドに多い。
【6-3 】複数の高齢者、障害者、有識者を交えて、ウェブコンテンツの情報アクセシビリティの検証をおこなう。
チェックツールはチェッカー、バリデータ(validator)とも。
サイトチェックは3か月に1度はおこなう。 html文法に準拠した記述をおこなうのは基本中の基本である。html文法に準拠した記述であるかどうかは、「Another HTML-lint gateway」などのチェッカーでチェックすることができる。
Another HTML-lint gateway 簡易版html文法の採点。これは日本人の方が開発 したツールで、チェック項目がすごく細かいのが特徴です。細かすぎてど うしても100点が取れないんですよ(笑)でも、いいツールです。
ファイルサイズ採点 ファイルのサイズと評価
ColorDoctor :無償でダウンロード色のアクセスビリティをチェック。富士通
html文法に準拠した記述をおこなうのは基本中の基本である。html文法に準拠した記述であるかどうかは、「Another HTML-lint gateway」などのチェッカーでチェックすることができる。(注7:Another HTML-lint gateway)
Web Site Color Index カラー別、イメージ別のリンク集
@@ツールも参照
XHTML、CSSともに完成段階で、うっかりミスなどの確認のためにも構文の検証をおこないます。XHTMLソースで構文のミスがあると、正しいCSSを指定しても正常表示されないケースが多いです。XHTMLソースを適切に記述することが、シンプルなCSS制作への道です。CSSの検証サービスは、W3Cでも提供しています。チェックのあとで、さらに各種ブラウザで表示の確認をします。
【6-2 】情報アクセシビリティのチェック機能をもつオーサリングツール、チェックツールを用いる。
テキストの可読性に注意し、わかりやすい文章を提供する。
ディスプレイのテキストは、閲覧範囲が狭く、読むのに時間がかかり、目が疲れやすく印刷物より可読性が低い。そのため原稿作成の段階からわかりやすさや表現に注意する必要があある。
長い行では、途中改行をおこなう。
下では1行が26字程度にしぼられています。
cf. もしもしQさんQさんよ
1文1事:文章は1文1事とする。
インターネットでは文の可読性が印刷物よりも低いため、ひとつの文には、ひとつのトピックだけを記すようにします。
パラグラフのあとは1行あける。字下げはしなくてもよい。1パラグラフは10行以内におさえる。
パラグラフ(文章の1つのまとまり)のあとは、見やすくするために空白行を入れる。
インターネットの文書では、パラグラフの始まりで字下げはおこなわず、パラグラフ間に空白行を入れます。
Wordで、字下げを避けるには次のようにします。
[ツールメニュー]―[オートコレクトのオプション]―[入力オートフォーマット]―[Tab…:チェックをはずす]
(この文書では、紙媒体へ移すことを予定しており、字下げをおこなっています。)
ディスプレイのテキストは、読みにくく、目が疲れやすく、印刷物より可読性が低い。そのため情報量を少なくする。
項目が3項目以上の場合には、箇条書きにする。
箇条書きには、<li>などのリスト要素を用いる。
ウェブの文章法については、日が浅く、方法論も確立していません。
ページテンプレートをつくっておくと、以降効率的なページ制作が可能になり、また新規ページの作成も容易となり、アクセシビリティも確保しやすくなる。
ユーザーの閲覧環境は、閲覧マシン、画面解像度、ディスプレイの表示色数、OS、ブラウザ、ブラウザのカスタマイズ、回線速度、支援技術の種類など多様である。極力どのような環境でも正しく表示されるような設計をする。
【5-4-d 必須/推奨】 動画など時間によって変化する非テキスト情報には、字幕、状況説明などの手段によって同期した代替情報を提供する。同期して代替情報が提供できない場合には、内容についての説明を提供する。 SMILなどで字幕をつける。 副音声で状況説明をする。
明滅、点滅や自動スクロールなどの変化を把握しにくい高齢者、認知症者もいる。画面を拡大している弱視者は、動くコンテンツを把握するのは困難であり、明滅領域が画面全体に及ぶこともある。画面変化をおこなうにあたっては、次のことに留意する。
【6-5】問い合わせ先をウェブコンテンツ上のわかりやすい位置に明示する。
:特殊な用語は乱用しない。
特殊語、外国語、専門用語、省略語、職場用語、難語、固有名詞を乱用しない。辞書にない用語は音声ブラウザで正しく認識されないことが多い。
動画には、内容を説明する音声、テキスト情報を提供する。SMIL(synchronized Multimedia integration language:スマイル)をもちいて音声は動画に同期することが望ましい。SMILはW3C策定の言語でオーディオ、ビデオ、テキストなどを同期して統合することができる。テキストは必ずしも動画と同期させる必要はない。動画には、字幕をつけることが望ましい。あるいは代替HTMLを用意することも検討する。
動画は調整できるようする。
動画の重要情報には、再生、停止、早送り、巻き戻しなどのコントロールをユーザー側に提供する。ただバナー広告や、ワンポイント的なGIFアニメーションには不要である。
トップページの表示速度は速い方がよい。
ドメイン名は多少長くてもわかりやすい名前がよい。ドメイン名とは、 http://www.aoikuma.com/webevaluationpg.htmのうち、aoikuma.com の部分である。たとえば、文科省はmext.go.jpであるが、訪問者は日本人なのでmonkasho.go.jpの方が覚えやすい。「桑原政則」は、kuwabaramasanoriの方が、省略形のkbmnより親切である。 ハイフン(-)とアンダーバー(_)は混同しやすいので避ける;kb_mn kb-mn。
→ フォーム
【5-2-b 必須/推奨】表示スタイルは、文書の構造と分離して、書体、サイズ、色、行間、背景色などをスタイルシートを用いて記述する。
【5-5-c】画像などの背景色と前景色とには、十分なコントラストをとり、識別しやすい配色にする。 写真の上に文字を配置するときは背景が単色のところに配置する。または背景色に対してしてコントラストのある文字色を用いる。 背景画像を使うときは、テキストの範囲の背景を単色にする。 文字に縁取り線を入れることで視認性が確保できる場合もある。 画面を反転表示させても、画像が見やすく表示されることを確認する。特に透過画像には注意が必要である。
→リンク
音声ブラウザ用に次の点に配慮する。
【5-9-f 推奨】 ウェブコンテンツは、わかりやすい図、記号、イラスト、音声などをあわせて用いることが望ましい。
初心者、外国人、認知症の人などにわかりにくいコンテンツは、図・動画・音声などを併設して、直感的具体的に内容を正しく把握できるようにする。
グラフなどの色には文字、パターンを加える。
円グラフ、折れ線グラフなどで、色だけで領域を表現すると、障害者、高齢者さらにグレースケールのディスプレイのユーザーには色の違いが識別しにくい場合がある。また、白黒印刷した場合には健常者にも色の違いの把握が困難な場合がある。このような場合には引き出し線をつけ、領域の違いを表現する。また「下の赤ボタンをクリックしてください」など色名だけの表現は避け、「下の赤の中止ボタンをクリックしてください」と色名以外の表現を加える。 グラフやフローチャートを画像で表示すると、内容がわからない。グラフ元の表へのリンクやテキストでの詳細な説明が必要である。これは新たな作業を制作者に強いることになる。
【5-2-c 必須】表には表題を明示し、単純な構造にし、マークづけにより構造を明示する。 caption要素を用いる。 見出しセルにはth要素を用いる。 各セルと見出しとをscope属性、headers属性、id属性を用いて関連づける。
【5-2-d 推奨】レイアウトのために表組みの要素を使わない。∵音声ブラウザが意図しない順序で読みあげる可能性がある。
表にはわかりやすい表題をつける。
表の上部に<caption>要素で表題を指定する。指定がないと、読みあげ中のテキストが表であることが認識できないことがある。<th>要素で項目の見出しであることを明示する。複雑な表には<summary>要素で要約や「列は商品、行は売り上げ」といった表の構成を記述する。
表はテーブル要素の使用にしたがってマークアップする。
音声では、表の内容を理解することが困難である。表の代わりにリストを使うことをまず検討する。
音声ブラウザは表を左上から右下に1セルずつ読みあげるので、行や列の関係がわかりにくくなる場合がある。次の点に注意する。
表組みの要素をレイアウトのために使わない。
表組みの要素をレイアウトのために使わない。(実は表をレイアウトに使うことが蔓延している。レイアウトテーブルには<th>要素がない。データテーブルには基本的に必要である)。
レイアウトはXHTMLとスタイルシートでおこなうことが望ましい。表の要素や属性を使用する場合は、読みあげ順序を考慮する。とくに、表をフォームに使用する場合は、ラベルとコントロールが対で順番に読みあげられるようにする。ラベルとはコントロールに対応するテキスト名称である。コントロールとラベルはできるだけ近づける。8倍などの画面拡大ソフトではごくわずかな部分しか表示されないので、離れていると内容を理解しにくい。
ページのファイルサイズは100キロ以下、画像サイズは、50キロ以下を目安とする。画像には、width属性とheight属性を指定する。表(テーブル)の入れ子を多用しない。横罫線(<hr>要素)、表、フレームは相対単位で指定する。これによりインターネットエクスプローラの場合、[表示]―[文字のサイズ]で変更が可能となる。
【6-4】利用者の意見を収集する窓口を用意し、情報アクセシビリティの確保向上に活かす。
【5-3-b 必須】入力欄は理解、操作ができやすくする。 仮名入力の時は、ひらがなかカタカナかを入力欄の前に明示する。 文字種が全角か半角かを入力欄の前に明示する。 電話番号、郵便番号は入力例を明示する。 選択肢が多い場合は、構造化する。 ラベル部分をクリックしてもコントロールを選択できるようにする。
【5-3-c 必須/推奨】入力に時間制限を設けない。制限時間がある時は時間を明示する。
【5-3-d 必須/推奨】制限時間がある時は、時間制限を延長、解除できることが望ましい。
フォームの項目には選択肢の数の予告をする。
選択肢が多いと、情報が一覧できない音声ブラウザでは、記憶にたよるためユーザーに高い負荷がかかる。ラジオボタンとチェックボックスは、音声ブラウザでは選択肢の数を読みあげないので、選択肢の数をあらかじめ表示しておく。これにより読み飛ばし操作が可能になる。ラジオボタン、チェックボックスでの選択肢の表示順序は、50音順などのユーザーが推測できる一定のルールを元に決定する。47都道府県から選択する場合は、キー入力の方が速い。年月日など、数字を選択するコントロールには、「1980年」など「年」などの単位も記述する。選択項目によっては、「不明」といったDK選択肢も用意する。
フォームの入力項目には文字種などの条件が的確に明記されているのがのぞましい。
ラベル(名称)とチェックボックスなどのコントロールを関連づけ、ラベルをクリックすればコントロールが選択されるようにする。Tabキーによる移動順序を設定する。また、コントロールが7件を超える場合は、<fieldset>要素を使って選択肢のコントロールをグルーピングし、<legend>要素でグループのタイトルをつける。ラベルをクリックしやすい適当な長さにする。
エラーが生じたとき、[戻る]ボタンなどで、前に表示した画面に戻れるように設定し、入力済みのデータを消去せずにそのまま表示する。
送信前に入力内容の確認画面を表示するなどして送信者が確認できるようにする。入力エラー箇所を明確に示す。フォームの送信後に、「申し込みを確認しました」などの適切なフィードバックをおこなう。また受付確認のメールを送付する。電子メールや電話などの別の手段でも情報のやりとりができることが望ましい。
初心者、高齢者、障害者に配慮し、フォームの入力には時間制限は設けない。やむを得ない場合は、「30分以上アクセスしなかった場合自動的にログアウトします」などと時間制限があることを表示する。またセッションに経過時間や残り時間をページ内で表示し、ユーザー側で設定時間を延長できることが望ましい。
音声ブラウザに配慮し、[実行]ボタンや[送信]ボタンは、音声ではわかりづらいのでフォームの最後に表示するなど、入力操作の流れに沿った場所に表示する。
フォームでエラーが発生したときは、赤字だけの表示では色覚障害者にはわからない。サイズを大きくしたり太字にしたりして、目立つようにする。元のページに戻らずにエラー項目のみ再入力すればよいように設計する。見た目のレイアウトとタブ順序が一致するように、<tabindex>要素でタブ順序を設定する。
フォームへの入力操作は、障害者にはとくに負担が多く時間がかかるので最小限にする。コントロールは、適切な初期値をあらかじめ設定しておく。同じ情報は1回入力で可能なようにする。入力頻度が高い住所、郵便番号、名前、電話番号などは、形式を統一する。ハイフンの混乱がないように郵便番号は2つの入力フィールド、電話番号は3つの入力フィールドを用意する。フォームを使わずにメールでも通信が可能なようにしておく。 不必要な情報の収集は個人情報保護の観点からも避ける。年齢、生年月日、職業などの個人情報をもとめられると、敏感なユーザーは不安を覚える。これらの情報をとりたい場合は、フォーム入力後希望者だけにアンケート形式でたずねる。また、これらの個人情報は外部に漏らさないこと、他の目的に使わないことを明記する。
文字のフォントは、背幅が一定のゴシック系を使用し、アンチエイリアスをオフにする。画面拡大の場合、明朝体では線がギザギザとなる。印刷では明朝体とする。
フォントを指定するときは背景色も指定する。背景色を指定しないとブラウザのデフォルト色に変わってしまう。
文字フォント(font-face)は指定せず、総称ファミリによる指定をおこなう。総称ファミリで指定すると、ユーザーのコンピュータにインストールされているフォントに最も近いフォントが選択される。overflow:hidden、position:absoluteは、使用しないことが望ましい。
文字色と背景色にはコントラストをつける。
弱視者、高齢者は、明度差が小さいほど読みにくくなるので、文字色と背景色の輝度などのコントラストを確保する。高齢者は白と黄、青と黒の組み合わせの識別に困難な場合がある。緑の背景に赤の文字、黄色の背景に青い文字を読むのが困難な色覚障害者がいる。色覚障害には、赤の視感度が弱い第1色弱、緑の視感度が弱い第2色弱、青の視感度が弱い第3色弱がある。
全日本人男性の20人に1人は色覚障害をもつ。色の違いのみで表現されていないか、モノクロ印刷で鮮明かどうか。ブラウザのスタイルシートをはずして問題ないか確認する。
フォント要素はCSS側で用います。XHTML側では用いません。XHTML側で用いると、DOCTYPE宣言がstrictの場合は文法違反となります。テーブル要素やフォント要素をCSSが担当することにより、XHTMLは大幅にスリム化されます。
ただ、テーブル要素やフォント要素の排除は、既存のHTMLサイトをウェブ標準に直す際に生じるやっかいな問題で、わたしのサイトのウェブ標準化が進まない原因となっています。
フォントサイズは、ユーザビリティを考慮して、相対単位の「%」「em」で指定します。値が「0」のときは単位をつけなくてもよろしいです。「pt」「px」は、IEでは文字サイズが固定されるので、使用しないようにします。
【5-4-e 必須/推奨】 特定のプラグインを用いる場合、プラグイン最新版へのリンクを提供する。 メニューなどの重要な情報を、アクセス可能でないオブジェクトを用いて提供する場合は、代替テキストリンクを用意する。
プラグイン、特定の技術はアクセシブルなものを用いる。
Flash、PDF、Javaアプレットなどのプラグイン、特定の技術には、次のような配慮が必要である。
「スキップ」リンクがあると、ブロードバンドのユーザーでもスキップすることが多い。Flash版とHTML版を設けておくとユーザーはHTML版を選択しがちである。マルチメディアを乱用するのは考えものである。かといって、専用の代替テキストページを設けることは、更新をなおざりにしがちなので、最後の手段とする。
プラグイン、特定の技術には代替手段を提供する。
プラグイン、特定の技術には代替手段を提供する。JavaScriptの場合は、<noscript>要素に代替情報を記述する。プラグインは、<object>要素区間に代替情報を記述する。プラグインを<embed>要素で指定する場合は<noembed>要素に代替情報を記述する。Javaアプレットでは、<applet>要素は使用しないことが望ましい。
ポップアップメニューやポップアップウィンドウは極力避ける。ポップアップメニューはマウス操作が困難なユーザーには非常に使いづらい。また、広告などのポップアップをきらってJavaScriptをオフにしているユーザーも多い。HTML以外のスクリプトの使用は最低限にする。
【5-2-f 必須/推奨】フレームは必要以上に用いない。 音声ブラウザ利用者は、各フレームの役割を理解しづらい。 キーボード操作では、フレームの切り替えが煩雑になる。 タイトル、広告のためだけにフレームを使用すると、理解しづらい。
フレームの使用は、次の理由でバリアになりやすく最小限にする。
フレームを使用するメリットはほとんどない。一度印刷してみると、ページの一部のみ印刷されたりして、フレームの不便さがわかる。フレームはまた更新手続きが複雑である。外見はフレームに見えるが、フレームでないページも可能である。フレームがどうしても必要な場合には、<noframes>要素内に代替コンテンツを用意しておく。
フレームに表示される各ページに、タイトルを指定する。<title>要素には、フレーム内でのページの役割(ヘッダー、メニュー、本文など)と内容を示す。
フレームのスクロールバーは表示する。
文字サイズを大きくすると、文字がフレーム内に収まらない場合があるので、<frame>要素の<scrolling>属性は表示にしておく。<frame>要素の<frameborder>、<border>属性は消去せず、ユーザーが枠を任意に設定できるようにする。
フレームは、アクセシビリティやSEOの観点からも望ましくないです。将来的には使えなくなります。「フレームは百害あって一利なし」といわれており、次のような欠点があります。
→テキスト
【5-3-e 必須】ページを自動的に移動しない。移動する時は事前に知らせる。
ページソースにはページ概要を入れる。 <head>区間にはページ概要(description)も入れておく。ページ概要は全角100文字程度を目安とする。
<meta name="description" content="桑原政則オンラインはコラム、図解術、健康、沖縄、東南アジア、アメリカ、検索術、コンピュータ(ワード、エクセル)、ホームページ作成、総合情報のサイトです。" />
【5-2-e 必須】ページタイトルは内容を識別できる名称をつける。 音声ブラウザでは、最初にページのタイトルを読みあげるのでタイトル情報は重要である。 タイトル要素に何も入っていないと、アドレスが表示され、何のページが理解できない。
ページタイトルは画面上端のタイトルバーに表示され、次のような重要な役割がある。
タイトル名が不適切な場合には、本文の内容が把握できない。タイトル要素が未記入だとURLが表示されてしまい、音声ブラウザの利用者は内容を把握できない。タイトル名は通常は、「<title>ウェブアクセシビリティのページ:桑原政則オンライン</title>」のように、「ページタイトル名:サイト名」が望ましい。字数は全角30字までを目安とする。
ページのURLを変えると、ユーザーはリンクを貼っておいたりブックマークに登録しておいたページが削除されていると、目的のページにアクセスできない。ページはできるだけ移動、削除、リネームしない。
移動、削除した場合は、「このページは下に移りました」「このページの最新情報は○○をごらんください」などと補足情報を入れておく。
【5-3-f 推奨】位置、表示スタイル、表記に一貫性のある基本操作部分を提供する。 ページの上部、左端、右端にナビゲーションのための一貫性のある基本操作部分をおく。 「トップページ」「問い合わせ」「サイトマップ」などのハイパリンクは、形状、色、配置に一貫性をもたせる。
サイト内の基本操作部分には一貫性が必要である。 基本操作部分の表現、形状、色彩、配置などは、テンプレートなどにより各ページ共通にする。基本操作部分が統一化されていると、ユーザーはサイトを巡回しているうちにページの基本構造を自然に把握することができる。
【5-2-g 推奨】閲覧しているページの現在位置を表示する。 複数ページになっている場合は"1 2 3 4 5"のように、全ページと現在位置を表示する。 headセクション内のlink要素にindex,prev,nextなどのリンク型を用いる。
ウェブは、検索エンジンを利用すれば、東京から沖縄、沖縄からサンフランシスコへとサイトの中のページに一気にジャンプできる地図のない世界のようなものである。いわば建物の玄関を通さずに、建物の中の部屋へ直接入ることになるので、ユーザーは自分の位置を見失いがちである。そのため「(現在位置):○○のトップページ> 製品一覧> 製品の概要> 詳細仕様」などと「Yahoo!カテゴリ」などで採用されているように現在位置や階層構造を示すパンくずリスト(breadcrumbs)を各ページに表示する。
パンくずリストとは、『ヘンゼルとグレーテル』で迷子にならないようにパンくずを落としていったことに由来する。 音声ブラウザでは「>」などの記号を無視する傾向があるので、記号と文字の間にはスペースを入れる。通常、パンくずリストは、[トップ] [使い方ガイド] [コラム] [サイトマップ])などといったメニュータブ(ナビゲーションバー)の下に置く。
ページの高さは1500ピクセル以内をめざしたい。縦に長すぎるページは、上下のスクロールが多くなりすぎて、ユーザーに負担をかける場合がある。とくに弱視者や上肢障害者は、スクロール操作が困難な場合がある。ページの縦幅450ピクセルを1画面として、3画面分までを最長とする。これ以上長くなりすぎる場合は、「ページトップへ」などとページ内ナビゲーションを用意する。 ざっとながめるニュース、エンタメ(エンターテインメント)などのページは短く、エッセイ、マニュアルなどのテキスト主体のページは高くする。テキストページの場合は短すぎると、印刷がかえって煩雑になる。
ウィンドウサイズに合わせてページ幅が伸縮するようにリキッドレイアウト(相対幅)で設計する。スタイルシートを使用して80%前後の横幅指定とする。やむを得ない場合は、%指定の表にテキストを入れる。 リキッドレイアウト(liquid layout)とは、ウィンドウの幅に合わせてコンテンツの領域が伸縮するレイアウトのことで、低解像度では横スクロールが発生せず、高解像度では一覧できる情報量が増えて検索効率が高まる。
:別ウィンドウに移動するときは事前に知らせる。
別ウィンドウには次のような問題がある。
ただし、次の場合や新しくウィンドウを開いたほうが内容を参照しやすい場合は、この限りではない。
【5-8-a 推奨】変化、移動する画像、テキストは、その速度、色彩、輝度の変化などに注意して作成する。 バナー広告などの背景の変化は、なるべくゆるやか西手、極端な色の変化を避ける。 複数の画像を順番にくりかえし表示するときは、明度、色彩、色相が大きく変わる画面を交互に点滅させくり返さないことが望ましい。
【5-8-b 必須】速い周期での画面の点滅を避ける。 光感受性発作を誘発することがある。赤と青を交互に点滅すると、光感受性発作を誘発しやすい。 画面全体は1秒間に2回以上明滅する表現はおこなわない。 画面全体を占めるような、しま、渦巻き、同心円などの規則的なパターン模様の仕様は、避ける。
→ 動画
【6-1】制作時の設計仕様およびその後の変更履歴を文書化する。
【5-3-g 推奨】ハイパリンクおよびボタンは、識別しやすく、操作しやすくする。 マウスの細かい操作や小さいボタンは避ける。 音声ブラウザにはハイパリンクだけを取り出す機能がある。ハイパリンクテキストに十分な情報がないと、混乱を招く。 「○○はこちら」は「○○」とする。 ハイパリンクおよびボタンは操作しやすい大きさにする。 ハイパリンクおよびボタンは隣り合うものとの上下左右の間隔をとる。
ボタンの説明は「右下の印刷ボタン」などと具体的におこなう。
形や位置のみでの表現は避ける。音声ブラウザや画面拡大ツールのユーザーは「右下のボタンをクリックしてください」だけでは、どのボタンか把握しにくい。この場合には「右下の印刷ボタン」などとし、ボタンにも「印刷」の名称をテキスト文で付記する。
ボタンには役割がわかるように「検索」などの画像文字を組み込む。
ボタンやラジオボタンなどを独自に挿入する場合は、操作方法が見ただけでわかるように「検索」などの画像文字(画像化した文字)を組み込む。
mark-up タグ付け。ソースコードにタグを手打ちすること。
【5-2-a 必須】ウェブコンテンツは、見出し、段落、リストなどの要素を用いて文書の構造を規定しなければならない。
見出しには、見出し要素を用いること。
見出し要素は重要である。音声ブラウザでは、見出しタグはジャンプのためのランドマークである。見出しタグが適切に用いられているページは、快適なブラウズができる。見出し1、見出し2などで音声を変えたり、サウンドをならしたりする。
見出しをフォントサイズや色などで代用すると混乱といらいらがおきる。見栄えは極力スタイルシートでおこなう。
1ページに<h1>要素は1つとする。<h1>は、書籍では「章」、<h2>は「節」、<h3>は「小節」にあたる。
CSSの適用対象メディアを設定するためのメディア属性には9種類ありますが、ブラウザで認識されるのは現状では「screen」「print」「all」程度です。
メニュー項目の数が多すぎると、音声ブラウザ利用者は、すべての項目を参照するまでに時間がかかる。項目数は7±2を目安とし、多くなるときはグルーピングする。深さは4階層までとする。サイトマップを書物の索引とすれば、メニューは目次である。目次の各章は7節以内が望ましい。
なお行政サイドでは、メニューやサイトの分類を制作側からみてわかりやすいカテゴリに分けてしまう傾向がある。 JavaScriptを用いてプルダウンメニューを作成する場合には、キーボードでも操作できるように、実行ボタンを付ける。プルダウンには、ポイントしているときだけ表示されるもの、離しても表示されるものがあり、また選択しクリックして実行できるものと実行ボタンをクリックして実行されるものがあり、統一した操作がないのが現状である。
音声ブラウザなどでは、左からよみあげるのでメニューは左側に置く。あるいはメニュータブとして上端に置く。広告など見なくても不都合がおきないものは、右欄に置く。
【5-6-a 必須】 文字のサイズ、フォントは利用者が変更できるようにする。 文字サイズは、"em" "%"を使用して、スタイルシートで指定する。
【5-6-b 推奨】線幅が一定のゴシック体の方が見やすい。
【5-6-c 推奨】 フォントの色は背景色を考慮し見やすい色を指定する。
また文字間隔を広げると、ゆとりのある印象をあたえることができます。0.2em、0.3em、場合によっては0.5emにします。標準(デフォルト)は「letter-spacing: 0em;」です。このように行間、文字間を自在に変更できるところにもCSSの大きな魅力があります。
letter-spacing:0.3ems
基準となる文字サイズは標準以上とする。
ユーザー・エージェントとは、ブラウザをはじめとしたWebページを見るためのアプリケーションを指す。具体的にはMicrosoft Internet Explorer、Firefoxなど
上肢障害者は横スクロールが困難である。リキッドレイアウト(相対幅)にすれば横スクロールの必要がない。スクロールは縦方向だけにすることで、ページを参照しやすくなる。
横スクロールは、操作が面倒なので、いやがられます。画面設定を変更して、異なる環境での表示状況のチェックが必要です。
【5-3-h 推奨】 共通に使われるナビゲーションなどのためのハイパリンクおよびメニューは、読み飛ばせるようにする。 ナビゲーションバーのようにページ上部にあるものは、スキップできる仕組みを設ける。 「本文へ」などのページ内ハイパリンクを設けスキップできるようにする。
ページ共通のメニューバー、パンくずリストなどは、音声ブラウザの使用時にスキップできるよう<id>属性で読みとばし(ナビゲーションスキップ)機能を設定する。あるいは透過gifに「alt="本文へ"」などとする。こうすると「本文へ」項目でEnterキーなどを押すとメニューなどをスキップして本文へ入るようにする。 全盲者は、次のようにいろいろの操作で読みとばしながら目的の箇所へたどりつく。
【5-2-a 必須】ウェブコンテンツは、見出し、段落、リストなどの要素を用いて文書の構造を規定しなければならない。
リスト化する時は、リストボタンを使ってマークづけをすること。
他サイトへ自動ジャンプ
repeater 再訪問者、常連客。ホームページのサポーターで、アクセス数を伸ばしてくれる大事な方々です。
【5-3-g 推奨】ハイパリンクおよびボタンは、識別しやすく、操作しやすくする。 マウスの細かい操作や小さいボタンは避ける。 音声ブラウザにはハイパリンクだけを取り出す機能がある。ハイパリンクテキストに十分な情報がないと、混乱を招く。 「○○はこちら」は「○○」とする。 ハイパリンクおよびボタンは操作しやすい大きさにする。 ハイパリンクおよびボタンは隣り合うものとの上下左右の間隔をとる。
リンクのあるテキストは、アンダーラインを消去しない。リンク箇所以外では、青色や下線を使わない。また本文の一部分だけの色やサイズを変更してあるとリンクと勘違いされるおそれがある。
リンクのある画像は、枠をつけたり、影をつけたりするなどしてボタンに見えるようにする。写真のような画像のリンクや下線のないテキストリンクの場合、リンクの存在を見落とすことがあるので注意する。
リンクはリンク先の内容がわかるように表現する。
リンクテキストでリンク先を推測できない場合、とくに上肢障害者は必要なリンクを選択することが困難である。音声ブラウザにはリンク部分だけの読みあげ機能があるので、例えば「ここ」などと指示代名詞だけにリンクを付けた場合意味不明となる。
「詳細はここをクリックしてください」ではなく、「詳細はここをクリックしてください」とする。「より詳細な説明は、クリックしてください」のようにリンク範囲を広げることも効果的である。画像文字やアイコンは、ボタンの機能を正しく推測できる内容にする。
画像にリンクをつけた場合は、alt属性によりリンク先の内容がわかるような説明を付加する。画像の説明は副次的なものである。画像の内容を説明する必要がある場合は、「この画像は川越からの富士山です。2005年11月」などとテキストで記述する。リンクのある画像の場合、alt属性が指定されていないと、音声ブラウザは、リンク先のURLを読みあげてしまう。
図表やグラフなどの画像の重要情報には、テキストで解説をおこなう。音声ブラウザのユーザーは、図表やグラフなどの画像の内容を詳細に把握することが困難であり、テキストの解説があれば理解しやすい。
本文中にリンクテキストを埋め込むと元の文章の閲覧と操作を断ち切ることになり好ましくない。またリンクを読みとばされるおそれがある。本文とは別に後方にリンクだけをまとめた方が視認性が高まる。
適度なリンク範囲を確保する。「□リンク先A」ではなくて、「□リンク先A」などと文字列全体にリンクを設定する。隣接するリンクの間に「□リンク先A | □リンク先B」などと誤操作しないように充分な間隔を設け、リンクの間に縦線などを入れる。
上肢障害者は微妙なマウス操作が困難である。テキストリンクが縦に並んでいる場合は、行間を適宜広く設定する。
リンクテキストは長すぎないようにする。リンクテキストは短くても1行に1項目とし、1行ずつ縦に並べる。音声ブラウザではリンク箇所のみを読みあげることもできる。 リンク途中で改行すると混乱を招く。
下のように行の途中で改行すると、音声ブラウザでは「お申し込み」で一旦停止するので「問い合わせフォーム」は別リンクであるとの誤解を与える。
内容について納得いただけましたら、お申し込み・
問い合わせフォームからお願いします。
リンク切れなどのエラーメッセージは、わかりやすく状況を説明し、解決策を提示する。また「トップページへもどる」などのリンクを設ける。
リンク集があれば、必要な情報にすばやくアクセスできる蓋然性が高い。リンク集にはリンク数が充分にあり、項目の選定が適切である必要がある。
リンクファーム(いくつかのサイト同士によるリンクの貼りあい)
【5-2-d 推奨】レイアウトのために表組みの要素を使わない。∵音声ブラウザが意図しない順序で読みあげる可能性がある。
HTMLなどの記述用言語で書かれたデータを可視化することで、そのためのプログラムをレンダリングエンジンといいます。