知識社会は万人が参加しうる自由な社会であるから、高度の競争社会になります。メディア・リテラシー(パソコンを扱う能力)の高い若者はナリジ・テクノロジストをめざし、時代の波に乗るチャンスにめぐまれています。 (#10,2005年4月22日)
ピアノをマスターするには1万時間かかります。外国語は1000時間かかります。しかも毎日勉強しないとすぐ忘れてしまいます。
パソコンを使いこなすには、自動車の倍の50時間かかります。毎日1時間、2ヶ月しっかりトレーニングする必要があります。マスターしたら、秘書として活用することが大事です。私にとって、パソコンは秘書3人分のはたらきをしてくれます。私のパソコンにはそれぞれニックネームがついています。
《 コンピュータ 毎日さわれば キュートな秘書に 》 葵句磨
(#9,2005年4月14日)
最新の情報機器類を駆使することは、徒歩にくらべて、自転車、オートバイ、自動車、自家用飛行機で世界をまわるようなものです。これを使えないただ歩く者との差は歴然としています。電話を使えない人を考えてみてください。
ここでの問題は、情報機器(≒電話)がどんどん安くなってきて、インドの奥地の中学生でも数年のうちに所有できるようになることです。したがって、日々、SJT(自己開発=self-job
training)の時間をとることが大切です。技能を伴わない知識は評価されにくいです。
たとえば、アナウンサーになるには、片田舎の支局で独りであらゆる情報機器を扱える技能がまず問われます。鳥を写し、声を録音し、それらを編集する技術が必要です。
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マイケル ルイスの『ネクスト』(アスペクト社)は、掲示板への大量の書き込みで市場を操作し80万ドルを稼ぎ出したり、世界最大級のオンライン法律相談サイトAskMe.comでナンバーワンにまでのぼりつめたりした15歳のローティーンの物語です。
(#8,2005年4月7日)
知識社会の進展で、一人仕事がふえてきます。技術変革が激しく、仕事も複雑化しているので、OJT(On
the Job Training、職場内職業訓練)も、社外職業訓練も有効に機能しなくなってきています。これからは、自分で職業能力を開発し続けて、転職適用能力(Employability、エムプロイアビィティ)をつける必要があります。
SJT(Self Job Trainning、セルフジョッブトレイニング、自己開発)の時代は、とっくに始まっています。
(#7,2005年4月1日)
社会はインターネットの普及により、グローバル化(集中=国際化)すると同時にローカル化(分散=地域化)します。棲み分けの時代の始まりです。
*glocalismとは、globalismとlocalismの合成語です。globalismとは、地球主義のことです。globeとは、球体の地球です。earthは、平面の地球です。
世界標準が大切であると同時に、固有文化をしっかりもっていることが重要となります。ヨーロッパでは、「globalismとは、アメリカの力と論理で世界中をアメリカ流に支配していく思想」と批判的にとらえます。したがって、ローカルを大事にします。日本もローカルにもっと重きをおくことが必要です。 日本文明は、世界8文明のひとつなんですから。↓
日本文明と西欧文明の平行進化論のページ (2004/12)
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2005年2月20日、川口市に出かけました。中学生の少年たちに隣の戸田市、鳩ヶ谷市についてたずねました。知りませんでした。また市内の隣の町についても知りませんでした。埼玉カルタや川口カルタを習っていないようでした。「地元学」が大学に至るまで必要です。また、地元の商店街の存続のため、高くても商店街で物を買うキャンペーンが必要です。人は人とつながって、人となるからです。
(#3,2005年3月3日)

専門知識人公私融合の図
知識社会においては、一流プロ野球選手と同じく、仕事・遊び・勉強が融合します。公私融合です。仕事に遊びの要素があれば、やりがいがあるので、仕事にうちこむ日数も時間数もふえます。仕事が遊びで、勉強であるので、楽しく長く働くのは当然のことになります。
勉強が遊びであり、それが自己開発、キャリア・アップにつながります。中小企業の経営者は、仕事が趣味なので長く働きます。専門知識人(ナリジ・テクノロジスト)の労働時間も増大していきます。上図のピンク部分がふえてきますし、ふやす努力が必要です。
(#6,2005年3月24日)
急変する世の中では、知識の有効期間は非常に短いです。特にITの知識は、生鮮三品(肉。サカナ。野菜)のようにすぐ陳腐化します。ブログが盛んになったと思ったら、SNS
WIKI RSS CMS XOOPSが迫ってきています。*WIKIはハワイ語で「速い」という意味です。XOOPSは、ズープスと読みます。
生活時間は、90分をワンユニットとしてなりたっているものが多いようです。
睡眠時間も、90分の倍数の6時間、7時間半がよいとされています。アインシュタインは7時間半+1時間半の9時間が睡眠時間でした。
専門職業人は、みずからをバージョンアップし続けなければ変化に取り残されます。SJT (Self Job Training, 自己開発)の時間を1日90分はとりたいものです。朝夕45分、計90分の通勤学習もSJTの一部になります。
*会社の業務をSJT (Self Job Training, 自己開発)の一部にできればしめたものです。そのためには、ITの腕をふだんからみがいておく必要があります。
時間は、誰にとっても常に赤字です。いつも足りません。SJTのような健全な赤字投資を優先するかどうかで、自分の将来が決まります。たとえば、今より人より90分早く寝て、90分早く起きるだけで、人生変わります。ほんとうは、3時間早く起きるのがよろしいです。朝は、夜の3倍の仕事ができますから。
*わたしは、若い会社員諸賢と交流する機会があります。多数のすぐれた方々がしっかり勉強し、積極的に人生と取り組んでいます。
(#5,2005年3月17日)
1980年代半ばから生まれた新しい大陸では、開拓が猛スピードで進んでいます。ここでは個人の日々の自助努力が必要となります。個人は自分という会社を経営しているつもりで、スキルを磨いていく必要があります。この知識社会という新しい大陸で生きていくためには、IT語を意識的に、努力して学ぶことが必要です。でないと、人とのコミュニケーションがとれません。
IT語を学ぶには、ツールを日常的につかうことが近道です。携帯電話を使えてはじめて、携帯電話用語やルールがわかるようになるのと同じです。
コンピュータを買い換え、ソフトを買うたびに知識は増していくものです。ブログなどで情報発信していくと、自然にIT語がふえていきます。
* ITとは、情報技術 Information Technology のことで、コンピュータやデータ通信に関する技術を総称的にあらわす語です。ITはインターネットをただ見ることではなくて、「技術」のことです。*
桑原政則IT事典 *Yahoo!ブログを使いこなす (#4,2005年3月10日)
デジタルデバイド(digital divide)とは、「情報格差」のことです。良質の情報収集能力のある者とそうでない者との格差が増大しています。情報社会では情報機器への精通度が高い者ほど社会的に有利になります。知識テクノロジスト(専門職業人)になるにはパソコン、インターネットに精通することは、知識社会では必須の条件です。
自宅がインターネット環境にない者の未来は悲惨です。社会人はITには赤字の先行投資が必要です。自宅にコンピュータがない大学生は、キーボードが不得手です。たとえばパスワード
AiU123 が打てなかったりします。大文字小文字、全角半角の区別ができなかったりするからです。ワードもエクセルもできなければ、進路は見えません。
日本の学生は、携帯電話にお金をとられてコンピュータにお金が回らず、かわいそうです。日本にだけ20代よりも30代にIT技術者が多いのは、このこととも関係があります。
アメリカでは、ブログの閲覧者は3000万います。800万人がブログを発信しています。ブログとはホームページ日記のことです。情報は発信する者に集まります。3行発信するにも調べることが多く、書いているうちに方向が定まり、自然に良質の情報があつまります。
国対国、国内の地域、企業だけではなく、個人のデジタル・デバイドは、今後はいっそう加速します。日々加速しています。
わたしもブログをはじめました。特別のソフトがいらず、修正もすぐできますので、気楽にかきこめます。わたしのブログのタイトルも「桑原政則の沖縄夜話」→「桑原政則の沖縄絵コラム」→「桑原政則の画像沖縄」と、3日で3転しました。*桑原政則の画像沖縄 *Myblog japan ウェブログのリンク集 (#2,2005年2月24日)
知識社会は始まったばかりです。人類は、
1万年の農業革命、
300年の産業革命を経て、
情報革命のまっただ中にあります。
農業革命には1万年を要しました。産業革命は 、工業という新たな価値観を生みだし、わずか300年で近代社会を築き上げました。情報革命は、それよりはるかにスピーディーで、巨大でな変革を起こしつつあります。50年ほどで知識社会をつくりあげるでしょう。
若い知識人には、無限の可能性があります。
(#1,2005年2月17日)