沖縄語辞事典:桑原政則

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沖縄語をキーワードでまなぶ   琉球語・奄美語のページ
’アーケージュ トンボ <あきづ  *大和古語
’アームイ 泡盛
 ’アイ <蟻
*あいさつ
チュー  ウゥガナビラ こんにちは <今日  拝みはべら
ハイサイ やあ (男性が親しい人に)  
ハイタイ やあ (女性が親しい人に)  
     
チャーガンジュー? いつも元気?
ニフェー デービル ありがとうございます <御拝 です
メンソーレ いらっしゃいませ <いらっしゃい
チャービラサイ(タイ) ごめんください
     
グブリー サビラ 失礼します(人前を通るとき) <ご無礼 します
グブリー サビタン 失礼しました  
     
クワッチー サビラ ごちそうになります <馳走  になります
クワッチー サビタン ごちそうさまでした  
'アシティビチ 豚足。「足ティビチち」は、じっくり煮こんで脂肪分を取り除き、ゼラチン化した料理。長寿料理のひとつ。
’アマサン <甘さん
’アミリカー <アメリカ人
'アワティ ハーティ あたふた
'アリンクリン あれもこれも
’イチャ
*宜野座村名物「イチャ ガリガリ」→
宜野座村にあるIBMのコールセンター  (#057,2003年12月)
’イチャユン <行き会う
’イチャリバ チョーデー 行き会えば、兄弟
出会いと人のつながりを大切にするウチナー(沖縄)ならではの言葉。チョーデー とは、兄弟のこと。
’イチュン <行く
'イナモドゥチ <猪もどき。豚肉入りみそ汁
’ウークイ <御送り
ウゥドゥイ >踊り
ウゥドゥイ は、「をどり」からきました。「おどり」からではありません。古い日本語では、「わ行」は「わ wa、ゐ wi、う wu、ゑ we、を wo」でした。
沖縄語をまなぶと古い日本語がわかります。
’ウタキ <御嶽
’ウチナー <沖縄
’ウチナー
ヤマトゥグチ
<沖縄大和口
’ウチナーグチ <沖縄口
’ウチナーンチュ <沖縄人
’ウフ アガリジマ <大東島
’ウフ アメ <大雨
’ウフ グシク <大城
’ウフ ジャトゥ <大里
’ウフニシ <大北
’ウブン <御物
’ウマンチュ <御万人
’ウミンチュ <海の人
特に糸満漁夫をさすことがあります。糸満の潜水漁夫が沖縄漁業の歴史を作りました。糸満漁夫は、他の島々やばかりでなく、遠く海外をも含むよそへ移住しました。
ファーストネームに音読みが多い:具志堅 用高  (#0006,  2002年12月)
’ウルマ  
’ウワイスーコー <終わり焼香
’ウンケー <お迎え
’エージ <合図
ウゥドゥイ <踊り
’ウルマ 琉球の雅語
●カ  
カー kaa 井戸。 <川
カーとは、川ではなくて、井戸のことです。
カクジ あご
カシマサン <姦さん  *うるさい
ガチマヤー <餓鬼+猫  *食いしん坊
カチュン <書く
カビラ 川平
石垣島の川平(カビラ)湾
カミンチュ <神の人
グスーヨ みなさん  <御主よ
クスイ <薬
クチ <遺骨
グブリー サビラ 失礼します(人前を通るとき)  <ご無礼 します
グブリー サビタン 失礼しました
クワッチー サビラ ごちそうになります  <馳走  になります
クワッチー サビタン ごちそうさまでした
ゴーヤー ゴーヤー  <苦い物
ゴーヤーは、ナーベーラーとならぶ代表的な夏野菜です。ビタミンCに富み、夏バテ防止に効果があります。
*ゴーヤーなんでも辞典 ゴーヤー天国
コチ 東風 *大和古語
●サ  
サンピン 香片。ジャスミンのこと。サンピンというと、エキゾティシズムに富む。
シーサー <獅子像
*〇シーサーは沖縄顔  (#0009, 2002年12月)
シシ 肉 *大和古語
シチャ <下
シッタカー <知る+人  *知ったかぶり屋
シマ 特定の限られた地域
  語源 意味
シマー 島+人 離島出身者〈卑称〉
シマウタ 島唄 琉球民謡
シマ クトゥバ 島+言葉 沖縄、集落の言葉
シマ ザキ 島酒 泡盛。居酒屋では「シマ」で通じる
シマ チャビ 島+@@ 離島苦。離島故の苦しみ。伊波普猷(いは ふゆう)の造語
シマ ドーフ  島+豆腐 固めの豆腐で、チャンプルー(野菜と豆腐の炒め物)には欠かせない。
シマ ナイチャー 島+内地の人 沖縄にとけこんだヤマトゥンチュ。でもいつになってもウチナーンチュにはなれない。
シマ マース 島+真塩 沖縄産天然塩
シマ ラッキョー   島らっきょう。塩もみしてかつお節をかけて食べる。泡盛のつまみはこれと豆腐よう
シマンチュ 島+の+人 地元の人
シマウタ <島唄
シマ クトゥバ <島+言葉
シマ ザキ <島酒
シマ チャビ <島痛み
離島苦。離島故の苦しみ。伊波普猷(いは ふゆう)の造語
シマ ドーフ <島豆腐
シマ ナイチャー <島+内地人
沖縄に住みついたヤマトゥンチュ。でもいつになってもウチナーンチュにはなれない。
シマ マース <島産天然塩
シマ ラッキョー <島らっきょう
シマー <島+者
シマンチュ <島の人
シユン <知る
*畳語
'アワティハーティ あたふた
'アリンクリン あれもこれも
ヌルントゥルン とろとろまどろむ様
ネーネー 姉さん
ピリンパラン ぺちゃくちゃ
ワジワジ いらいら
ストゥミティ 早朝 <つとめて *大和古語
セーファン <菜飯
ソーキそば じっくり煮込んだ豚あばら肉を載せた沖縄そば
●タ  
ターチ <ふたつ
ターリー 父。 <大人
タイ <ふたり
ダルサン <だるい
チバリヨー <気張れよ
チブル 頭  <つぶり  *大和古語
チム <肝
チム、ドンドン <胸、どきどき
チラガー <面皮
チャンプルー <炒腐児
チュ <ひと
語源 意味
’ウチナーンチュ ’ウチナー+の+人 沖縄人
’ウマンチュ ’ウマ(御万)+の+人 庶民。反権力的な意味合いがある。
’ウミンチュ 海+の+人 漁師
カミンチュ 神+の+人 神に仕える女性。ノロ
シマンチュ 島+の+人
ヤマトゥンチュ ヤマトゥ+の+人
チュイ <ひとり
チュー <今日
チュー  ウゥガナビラ こんにちは  <今日  拝みはべら
ニュースのはじめには、「グスーヨ  チュー  ウゥガナビラ」などとあいさつします。グスーヨとは、「みなさん」のことです。「御主」に由来します。
*中国借用語
ガチマヤー 食いしん坊 <餓鬼+猫。猫は中国語でマオ
サンピン 香片。ジャスミンのこと。サンピンというと、エキゾティシズムに富む。
セーファン <菜飯
チャンプルー <炒腐児
ターリー 父。 <大人
チンビン <巻餅
ラフテー <羅火腿
チュラ カーギー 美人  <清い影  
チュラー <清い人
チュラサン きれい <清らさん
チョーデー <兄弟
*長音  

’アミリカー アメリカ人
ガチマヤー 食いしん坊。<餓鬼+猫
シッタカー 知ったかぶりをする人
チュラー 美人。 <きれい+人
ディキヤー 成績のよい人。<デキユン+ー
ナイチャー 内地人
 
チラ ほお <面
チンビン <巻餅
ティーチ <ひとつ
ディキヤー <できる人
ティビチ 豚足の煮込み。=アシティビチ
テーゲー <大概
デージ <大事
デキユン <出来る
トゥイ <鳥
トゥジ 主婦 <刀自(とじ)*大和古語
*動詞
持つ 待つ 行く
ムチュン マチュン イチュン
(ます) ムチャビーン マチャビーン イチャビーン
(ました) ムチャビタン マチャビタン イチャビタン
(ましょう) ムチャビラ マチャビラ イチャビラ
●ナ  
ナーベーラー へちま  <鍋洗い物
ナイチャー 内地人  <内地+…
ナイチ(内地)は、沖縄以外の日本をさします。ナイチャー は、日本本土の人のことで、<あっちの人>といった感じです。
ナカミ <中身。豚の胃腸
ナカミ汁 豚もつ汁
ナキジン <今帰仁
今帰仁村(ナキジンソン)には、世界遺産の今帰仁城跡があります。沖縄では村は、すべて「ソン」です。
ナチュン <泣く
ニフェー
デービル
ありがとう ございます。  <御拝+でございます
「(あなた様を)拝むんでございます」→「ありがとうございます」となったのでしょう。
*日本古語
沖縄語 大和古語 意味
’アーケージュ あきづ トンボ
コチ こち 東風
シシ しし
シマ しま 特定の限られた地域
ストゥミティ つとめて 早朝
チブル つぶり
チラ つら ほお、面
トゥジ とじ 刀自、主婦
ネー なゐ 地震
ワラビ わらべ 子供、童
ヌチ <命
ヌチグスイ <命薬
ヌチ ドゥ タカラ 命こそ宝
「命こそ宝」は、沖縄の反戦平和運動の標語でもありました。
*ヌチ ドゥ タカラの家   :阿波根 昌鴻(あはごん しょうこう) 乞食行進で米軍の非道を訴える 
ヌルントゥルン とろとろまどろむ様
ネー 地震 < なゐ *大和古語
ネーネー 姉さん
*ネーネーズ 1990年代沖縄ミュージックブームの火付け 役となったグループ
ノロ 神女  <呪(のろ)い
●ハ  
ハイサイ やあ (男性が親しい人に)
ハイタイ やあ (女性が親しい人に)
ハナウイ <花織
ピリンパラン ぺちゃくちゃ
*豚
'アシティビチ 豚足。「足ティビチち」は、じっくり煮こんで脂肪分を取り除き、ゼラチン化した料理。長寿料理のひとつ。
'イナモドゥチ 豚肉入りみそ汁。<猪もどき。
三枚肉  
ソーキそば じっくり煮込んだ豚あばら肉を載せた沖縄そば
チラガー <面皮。
ティビチ 豚足の煮込み。=アシティビチ
ナカミ 豚の胃腸。<中身。
ナカミ汁 豚もつ汁
ミミガー <耳皮
ラフテー 豚三枚肉の角煮。<羅火腿(中国語)
’ワー
●マ
マーサン うまい。<旨さん
マーユン 回る
マンザモー 恩納村のマンザモー。<万座野
万人が座れるほどの野原を意味します。
ミミガー ミミガー。豚の耳皮
ミミガーは、豚の耳をゆでて細切りにしてピーナッツ酢、きゅうり、ワカメなどどであえたものです。<耳皮
メンソーレ <いらっしゃい
沖縄県庁の「沖縄こどもランド」には、まちがった説明があります。「メンソーレー」は、「’イメンソーレー」の語頭のiが脱落したものです。「ごめん候え」とは無関係です。
*〇メンソーレって、「ごめん候え」からきたの? :(#069,2004年2月)
モーアシビ <野遊び
夜、若い男女が原野に集まって、歌や踊りで遊ぶことをいいました。自由な男女交際を許された少ない機会でした。平安時代の日本の歌垣(うたがき)のようなものでした。
●ヤ  
ヤッサン 安い  <安っさん
ヤマトゥンチュ 日本人。<大和人
ヤマトゥンチュは、歴史を背負った重いいい方です。韓国人が日本を「イルボン」という時の感覚にあたります。
*大和古語
沖縄語 大和古語 意味
’アーケージュ あきづ トンボ
コチ こち 東風
シシ しし
シマ しま 特定の限られた地域
ストゥミティ つとめて 早朝
チブル つぶり
チラ つら ほお、面
トゥジ とじ 刀自、主婦
ネー なゐ 地震
ワラビ わらべ 子供、童
ヤンメー <病
●ラ  
ラフテー 豚三枚肉の角煮。<羅火腿(中国語)
レキオ <琉球
●ワ  
’ワー
ワジワジ いらいら
ワラビ 子供 <わらべ *大和古語