沖縄のおばあ
- 沖縄のおばあは元気印の代表です。以下はあるおばあの半生譚です。健康一番をモットーに、朝は犬を連れて草花をめでながらたっぷり散歩し、2時頃にはスポーツクラブにで泳いだりしています。昼夜ひとりで食堂を経営しています。
- …。わたしの父はサイパンへ出稼ぎにわたりました。家族は本土の業者から土地を借りてキビかりをしてくらしていました。サイパンでは楽しくくらしていましたが、アリンコ1匹も残さないような爆撃を受けました。
太平洋戦争地図
サイパンの戦い
- 家族は身ひとつで沖縄へもどりました。沖縄の大ばあさんは「体さえあれば、何でもできるさ」と家族をはげましてくれました。わたしはサイパンでは共通語でくらしていたので、大ばあとはうまく話をすることができませんでしたが、大ばあから生き方をたくさん学びました。
- わたしは子どもを産み、2年してまた産み、2年してまた産みました。夫はしばらくして病気でなくなりました。それからは何十年も1日20時間も働くような生活でした。10年ほど前に夫のウワイスーコーをしました。
ウワイスーコー(三十三回忌)とチビチリガマ
- 数年前はじめて一家が丸裸になったサイパンを訪れました。ついた途端足の裏から鳥肌が立ちました。
- 大ばあの残してくれたことばがわたしのこれまでのささえです。
- 《体、 ガンジュー シトイタラ、ジン(銭)ヤ モーキトー シト ヰヌモン。(体を元気にしておくことは、お金をもうけることと等しい)
》。体が一番です。健康とくらべると、お金や名誉や地位は、ちっぽけなことです。こどもにもよく聞かせます。3人の子どもはガンジュー(元気)です。
- 《 偉くなるとねたまれる。下だとばかにされる。並がいい》。世界のみんなに知ったら戦争もなくなるさー。
- 《ウェーキー(金持ち)、フィンスー(貧乏)ハ、フィラ(坂)ヌ ウリヌグイ(おりたりのぼったり)、ヒトヌヨシアシヤ アトルシユル(人の善し悪しはあとでわかる)
》
- 《 お金はコツコツ苦労してもうけるもの。楽してもうけるとすぐ出て行く 》。楽してもうけたお金は不幸をよぶさー。
- 《 年寄リガ コロビーネ。ヤミロー》 。年寄りは馬といっしょ。転んだらおわり。わたしはころばないように足を毎日きたえています。散歩は2時間はかけます。
スポーツクラブは65歳以上は「チャー ガンジュー(とても元気)」割引ですので、暇を見て毎日のように通っています。歩くのが一番ヤイビーン。
(^^ゞ
ジスタス 7階全部がスポーツクラブ
【メモ:方言をあとでチェック】(2006年3月2日)