タイ人と象

タイ人と象についてのコラムです。

タイで象があがめられてきたのは、戦争の時、王を乗せて先頭で戦うからでした。象は王権の象徴であり、アユタヤ時代(1350-1767)には、象局というものもありました。

*象による戦争【画像】

かつてのタイ国旗は、赤地に白象でした。1917年になって印刷などの点で非実用的なので、現在のものにかえられました。

*旧タイ国旗【画像】  

タイの国土は日本の 1.4倍、ヨ―ロッパのフランスと同面積です。実は、タイの略図は、象の頭に似ています。そのことをタイ人は誇りに思っています。バンコクが口、北タイが耳にあたります。




タイには「エラワンホテル」という有名なホテルがあります。エラワンとは、「インドラ神(帝釈天)が乗る三頭の象」のことです。エラワンホテルにはエラワンをまつる一角があり、特に霊験あらたかであるとされ、訪れる人が絶えません。バスの運転手も急カーブを切りながらも、合掌します。

*Erawan Hotel

タイで象が神聖視されるのは、上の例でもわかるようにインド神話の影響もあります。インドでは、象は宇宙を支えているとされています。